時間があったので、
墨液、固形墨についてその効果を
検証してみました。
墨、紙によって効果はまったく違ってきます。
それがわからないとムダな努力になる可能性があります。
うまく描けなかったのは、
道具のせいかもしれません。
道具・材料について
徹底的に把握しておきましょう。
そもそも、
僕は〇〇が素晴らしいとかようなキャッチに
対して全く信用しないので、
自分で確かめないと気がすまない方です。
検証方法はいろいろあります。
水墨の効果は、
墨だけでなく紙にもによりますので、
発色が悪くなったりするといろんな要素も考えられ、
まず同じ紙で異なる墨を検証してみないと基準も分かりにくい。
なので、
今回はまず紙はニジミのある画仙(中国制)にしました。


固形墨は、
日本製のものは品種が多すぎてわかりません。
中国製のものに限定しました。
1 固形墨 黄山松煙(中国製)
2 液体墨 墨の精(水墨画用、日本製)
3 液体墨 一得閣高級書画墨汁(中国製)
4 液体墨 花仙(水墨画用、日本製)
5 固形墨 蘭煙(中国製)
6 液体墨 書芸呉竹(書道用、日本製)
固形墨について、①、⑤番 残りは液体墨(②、③、④、⑥番)
検証の結果
固形墨について、
①の黄山松煙は乾いたら薄くなる傾向あり、
⑤番蘭煙は適中?
黄山松煙は2800円で、
日本で販売されている中国制固形墨の中で安価ではないようだ。
液体の墨の中、
⑥番の「書芸呉竹」は一番良さそう?
④番の花仙は今回の検証で分かったように
(同じニジミの画仙を使用している)
乾いたら薄くなったり灰色なったりして、
形が溶けやすく、
いちばん形が崩れています。
同じ筆、同じ要領で竹を描いています。
③の一得閣も形が崩れていますが、
花仙までいかなかった気がします。
②の墨の精(水墨画用、日本製)はまあまあ。
墨色の変化が乏しい気がします。
花仙は、100ccで1500円~もするようですが、
値段の割にはあまり期待できそうな効果はというと
難しいかなと思います。
結論か言いますと
人が○○がいいと言っているから買うのではなく
自分で確認する必要があります。
どんな墨でもいいですが
結局最後は紙に反映され
人に見せるのは墨ではなく作品ですから
紙に表した効果が一番重要です。
すでにふれてきたように
墨だけでなく
紙との相性も視野にいれなければいけません。
写真Aは良く中国系の紙でよく見られる
かすれと湿潤のよいバラスで
写真Bはカスレ目立っている、
日本製に多くみられる紙です。
これらは、
皆さんの紙選びの時の参考になればうれしいです。
今度別の紙で検証してみたいです。

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