第二回の講座です。
いきなり梅を上手に描こうというふうに
考えていませんが、
梅も画法学習を通じて水墨画の二大技法を
理解してもらいたい。
二大技法とは、
勾勒(こうろく)法と没骨(もっこつ)法のことです。
二大技法――勾勒と没骨法
勾勒(こうろく)法と没骨(もっこつ)法は
中国絵画の二大技法を構成します。
どちらも歴史のある有名な描き方です。
勾勒は鉤勒・鈎勒または双鉤ともいいます。
勒という言葉は書に由来にも考えられます。
勾勒は没骨の対概念になります。
勾勒法はまず形体の輪郭を線描きでくくり、
その中を色彩を施す比較的線本位の描法です。
一方、
没骨法(もっこつほう)は輪郭を描かず、
初めから直接画面に形と色を同時に
あらわすという技法で、
骨とは輪郭線のことで、
文字通り、
骨の没(無い)絵画なのです。
決して骨がないわけではありません、
(骨法用筆という表現に矛盾? ➡ 語弊あるようですね)
作例ではB個所勾勒法で、
A個所没骨法用いてます。
写意画のほとんどは没骨法を用いています。
実際、勾勒法は花鳥画に限らず
山水画にも使われています。
勾勒法と没骨法はどちらが
素晴らしいとかの問題ではありません。
元時代以降、写意画が主流になり、
それまで多く工筆画(細密画)に
取り込まれた勾勒法は後退しました。



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