「依葫芦画瓢」ということばを
聞いたことがあるかもしれませんが
ひょうたんのとおりにひしゃくを描く、
要はなぜそのように描くのか考えをせず
そっくり模倣しておけば完成だ。
何の新味もないという解釈が多いのだが
絵画においては少し違う気がします。
機械的・説明的に描いた?
では確かな意味とは?
「伝神」という素晴らしい絵画のことばがあります。
そうです。
「依葫芦画瓢」の反対で語ともいえます。
伝神(でんしん)とは
人物を文章や絵で描写して、
その人の神髄・精神を世に伝えること。


水墨画は写意といっても
細かいところはちゃんと描かれて
西洋画に比肩(ひけん)する表現
すなわち「伝神」です。
むしろ写実を超えた域に達しているともいえます。


