水墨画の初期費用は?

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水墨画の初期費用はどれくらい?

初心者の参考になるため、
ここで必要最小限のものを出して、
算出してみました。
代替できるものもあるかと思いますが、
見える金額だけではなく、
耐久性や使いやすさなども視野に入れたい。

(1)筆:日本製、中国製ありますが、
中国製の場合「狼毫筆」(イタチの毛使用)、
「羊毫筆」(羊毛使用)
と「兼毫筆」(イタチ毛と羊毛)。

兼毫筆は墨含み・まとまり・弾力など
バランスのとれたもので、
個人的にはおすすめです。


但し欠点もあります。
耐久性は日本製に及ばないこと。
平均2年間の寿命で見ていますが、
一概に言えません。
ものにもよります。
5年近く使った筆もあります。

日本製の場合、
中国製に比べると全体的にコシが
弱い傾向があります。
筆の種類が多すぎるため、
初心者にとって使いやすい兼毫筆を挙げます。


日本製で「兼毫筆」には一般的によく言われている
「長流」「面相筆」です。
「長流」は少しお金がかかり
(大・中・小、いずれ価格2,500~3,500円前後)、
「面相筆」は千円以下でも買えるところがあります。
「長流」は販売店や使用者によって使用感がまちまちです。

「長流」は兼毫筆の特徴をもちますが、
メーカーによってコシが強すぎるケースもあります。
「面相筆」は細い線、
極細の線を描いたり、
細部の彩色に使用されます。

日本製は長持ちするイメージがありますが、
毛が抜けるとき中国製と変わらない。
またコシが弱いと寿命が延びることにもつながるので、
そういう意味で「ダメ」の確率が低い。

金額的に中国製の兼毫筆なお、
同レベル(毛の質から)2000でも買えるという
魅力的な面があります。

ダイソーの筆(100円)がありますが、
コシがなく、使いづらいかと思います。

(2)紙:紙は日本製、
中国製、台湾製などたくさんありますが、
種類はニジミあり、
ニジミ少ないなどに分かれています。

日本の場合専門店で売られている
「水墨画用紙」または「麻紙」が入手しやすく、
迷ったらそれを買うと無難でしょう。
価額は1,300円前後(50枚入)。
ただしニジミなどその特徴と性質が中国製画仙紙とは
異なっていますから、
慣れてから中国製を試みるといい。

(3)墨:青墨(せいぼく)と茶墨に分けます、
青墨とは、
書道や水墨画などで使用される墨の一種で、
青みを帯びた墨です。

茶墨は、
赤松などの木を燃やして得られる煤(すす)に、
膠(にかわ)や藍染の藍汁などの染料を加えて作られます。


固体の場合、1,000円~2,000円。
最初は気にせず練習に使うなら、
ダイソーの液墨でもOKです(100円)。

(4)顔彩。日本の顔彩(固体)、
中国製顔料(チューブ状)があります。
日本製の場合、8色、12色(1300円前後)、
24色など、中国製の場合12色、
ネットでしか入手できません(1000円+送料)。

(5)下敷き:ダイソーのフェールト(100円)、
色はグレーか黒。
最初はこれで十分です。


(6)皿:ダイソーの水彩用パレット(100円)でも代替可能。


(7)筆洗(ひっせん):
ダイソーの水彩用筆洗(100円)でも代替可能。


(8)文鎮:ダイソー(100円)。
紙が動かないように押さえの重しとして使います。
  その他、雑巾など適当に用意することです。

以上、予算1万円以内で全部揃えるかと思います。
以下は概算です。

  筆 3本(大・中・小)7,500円
  紙 50枚      1,500円
  墨 液墨      1,000円
  顔彩        1,500円
  文鎮など       500円
       合計  12,000円  

筆は一番高いものです。
もちろん、
中国製が入手できたら1万円以下で
揃えるでしょう。

筆、紙、墨は消耗品で練習の数になればなるほど
減っていきますので
補充する必要があります。


購入先について、画材の世界堂(新宿、池袋など)
書道用品店などあります。
最初から一遍に高価なものを買う必要はなく、
上達になってくると道具に拘っててもいいかもしれません。
無理なく最初は自分の予算にあった道具を用意してください。

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